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実績

国立の家

2022年 / TOKYO

リノベーション

新築時からクライアントが約20年住まわれていたマンションの住戸のリノベーション。各個室や水回りには大きな課題がなかったため、それらの位置の変更は行わず、家族が長い時間滞在するLDKを重点的に手を加えた計画です。階高が低く、構造体や設備を隠すための大きな梁型の存在が特徴の住戸でした。
計画はLDKを拡張し、天井の梁型を頼りに空間を3つのエリアにゾーニングをしています。天井のゾーニングをまたがる要素(キッチンカウンターや床のタイル、キャットウォーク、アールの壁など)を配置することで、空間に視覚的な動きと一体感を生みます。南面のLDKは窓際のブラインドから拡散された光で満たされ、梁型やタイルの柱型などには陰影が生まれ、彫りの深い表情のある空間となりました。

DATA

所在地
東京都国立市
完成
2022年
構造・用途
SRC造・共同住宅
工事種別
改修
床面積
87㎡
設計・施工
古谷野工務店
写真
武川正秀
掲載誌
リライフプラス46(扶桑社)/いま頼みたい!頼れるリノベのパートナーBest52(扶桑社)
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